受け継がれる木の家《広島市西区/注文住宅》
「座」スタイルの生活をテーマにした空間構成。
広島の山で育った立派な桧や杉。
その清々しい香りに癒やされる。
広島県産材を使った「丈夫で長持ちする」工夫が満載の家。
梁や柱はすべて現し、丈夫な構造が一目で分かり経年変化による味を楽しめます。
キッチンの奥行きは広く、ここでお子様の宿題をみたり、学校の話を聞いたり、お料理を教えたりとお子様とのコミュニケーションの場に。
また、キッチン側から見たリビングダイニングの空間は、天井が高く美しい構造を見渡すことができます。
家族が集うリビングダイニングには、床に直接座る「座」スタイルを提案。
ご両親やご友人などたくさんお越しになった時など場所を気にすることなく座れます。
この座ったときが一番、梁や柱が美しく見えるよう設計しました。
キッチンはご家族に自然なコミュニケーションが生まれるよう、リビングダイニングより55cm下げ、料理をする人と座った人の目線が合うように工夫しています。
寝室は1階に配置しました。
長年住んでいただくことを考慮して設計していくと将来的には平屋の生活様式を取ることが多いためです。
長く住むためには、ライフスタイルの変化に合わせ可変できることが大事です。
子育てのとき、夫婦だけのとき、同居のときなど様々な生活形態に合わせた間取りをご提案します。
外観は「夏は涼しく、冬は暖かく」の伝統の知恵を活かした深い軒が特徴。
夏は陽が入るのを防ぎ、冬は陽射しが入り、エネルギー効率が高まります。
また、雨が壁や土台に直接あたらず、建物が長持ちします。