施工例

木かげの家《福山市》


住まいに躍動感をもたらす 素材を生かす大胆なあしらい

まだ造成が進行中の新しい住宅地で、洗練された外観がひときわ目を惹くK様邸。

その佇まいは一瞬、カフェかインテリアショップではと見まがうほど、見とれてしまう存在感があります。

「どうせなら、とことんこだわった家を作ってみよう」。

ご夫婦をそう思わせたのは、住宅展示場で見た山根木材のモデルハウスでした。

焼杉の外観や、浮造りの無垢床、木のぬくもりにあふれたその家は、K様が憧れた住まいの形に近く、衝撃的な出会いでもあったのです。

まずは話をと、さらに思い描いていた完成形の希望や具体的なディテールを伝えたところ、「“できます!”と言ってくれた」とK様。

そのときの感触を「自分たちのやりたいことをやらせてもらえそうで頼もしかった」と語ります。

家づくりは「とても楽しかった」 追い求めた“シンプル”の在り方

家づくりは、K様と山根木材、それぞれの思いと技が調和しました。

これを機に建物の勉強を始めたというK様ですが、そのこだわりは相当なもの。

追求したのは、“シンプルさ”です。

「例えば、壁に付くスイッチを減らすため、照明はセンサーかリモコン操作に。なるべく電球も見えないようにダウンライトや間接照明にしています。ドアの枠やカーテンレールも隠れるようにするなど、“いかにすっきり見せるか”という工夫に腐心しました」。

リビングのドアは天井まで届くジャストサイズで。レールを天井に埋め込み、枠を壁面に収めることで室内とのつながり感が高まります。

床と壁の継ぎ目となる巾木は、浮かせた壁に床を滑り込ませ主張しすぎない仕上げに。

ロールカーテンのレールも、壁の内部へ。

ダウンライトはフランジなどを隠し、天井の穴から灯りのみがさす仕組みにしました。

玄関も造りはシンプルですが、「インパクトをプラスしました」とK様。

シューズクロークとの仕切りには、“大谷石”を使いました。

床や外壁の杉材とも相性がよく、淡い翠色が特徴。

使うほどに茶色みを増し、経年変化が楽しめます。

追求したシンプルさは、この家のインパクトを際立たせる効果にもつながっています。

K様も特にお気に入りだという“のぼり梁”が、まさにそう。

木の美しさとダイナミックな梁の上昇感がストレートに飛び込んでくる印象は、シンプルなリビングだからこそ伝わるものです。

さらに、のぼり梁をできるだけ「ごつく」見せるために、天井の羽目板の張り方を変え、梁が見える部分を増やしたそう。

また、2階からLDKの天井を抜け、軒先まで通る“のぼり梁”は、家の中と外に連続性をもたらします。

特に軒先の長さや勾配の角度は慎重に検討しました。

軒先を下げたことで、当初不安に思っていた「外からの視線も気にならない」と奥さま。

山根木材にとっても、いかに施主様の要望を取り入れられるか、試行錯誤を重ねた家づくりとなりました。

キッチンのカップボードと寝室のベッドはご主人のお手製。

これからも間接照明など、少しずつ手を加えていかれるそう。

「とてもきめ細かに対応してくれ、朝から夕方まで打ち合わせが続くことも。照明の雰囲気を確認するために夜に来てもらったり、一緒になってやり尽くしました」と満足されています。

その言葉にご主人のこだわりを間近に見て、加熱ぶりに追いつかないことがあったという奥さまも、「一見、奇抜だけど、よく見るとシンプル。そのバランスが絶妙なんでしょうね。うちに来た人は皆、最初に驚き、最後は『落ち着くね』と言ってくれる」。

そんな我が家で、これから育む愛着は、どんな味わいを見せてくれるのか楽しみです。

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