スタッフブログ

建物探訪 -鳥羽市立 海の博物館-

建物探訪 -鳥羽市立 海の博物館-

記事掲載日:

建物探訪 -鳥羽市立 海の博物館-

9月も残り2週間ですが、まだまだ暑い日が続いてますね…

熱中症にお気をつけください(;´д`)


前々回の私のブログ『神社仏閣探訪 -伊勢神宮- 』はグルメブログになってしまったので…

今回は住宅メーカーらしく建物のことを書きたいと思います!

お盆休みに訪れた鳥羽では、内藤廣氏設計の『鳥羽市立 海の博物館』に行きました!!

「博物館はいつまでも、活動をつづける」を海の博物館は建築に求めてきました。

その結果、増えつづける資料の移動が容易な、つねに展示の変更が可能な空間となって、ここにあります。

博物館館員はいつも新たな目的をもって活動でき、観覧者はいつも最新の展示に接することができるのです。

平面的には6棟に分散配置して、横の移動を重点に置いたため資料の移動が楽なばかりでなく、観覧者も疲れずに展示を見ることができます。

展示棟を木造としたこと、自然風景を十分に取り入れたこと、ゆったりとした庭園部を設けたことにより、

入館者に「あたたかい」博物館を感じてほしいと思っております。

設計にあたった内藤廣による新しい時代の博物館建築のはじまりです。

出典:鳥羽市立 海の博物館

内藤廣氏の代表作のひとつとされる『鳥羽市立 海の博物館』

内部は集成材を使った美しいアーチ型の空間となっています。

次の展示を見るのに一旦外に出て、他の建物に入るというのは新鮮!

周りの景色に溶け込んだ素敵な建物でした!

びっくりしたのは、所蔵品の多さΣ(゚Д゚)

見学できる5棟には、海に関する資料がたくさん展示されています。

海女さんの歴史、漁師さんのアイディアからできた潜水艇、海の汚染、木造船など、初めて見るものが多く、とても勉強になりました。

建築家にはあまり詳しくないので今回知ったのですが、内藤廣氏の作品『富山県美術館』は昨年訪れていました!

縁があるのか…

内藤廣さんの建物が直感的に好きなのか…


次の建物探訪は設計企画部長おすすめの

島根県芸術文化センター グラントワ (設計:内藤廣氏)かな?!